「能にふれる教室」が11月9日、八代白百合高校で行われ、同校の茶道部や箏曲部の生徒など約60人が、謡(うたい)と舞を体験しながら能について学びました。
若い世代にも能楽に親しんでもらおうと、「妙見祭と能を考える会」(松木喜一会長)が平成21年から行っているもので、今年は、他に八代中学と八代東高校でも開催されました。
教室では、櫻間右陣(さくらまうじん)氏を講師に迎え、能の歴史などについて話を聞くとともに、謡や舞、衣装の着付けを実際に体験しました。
衣装の着付けを体験した白百合高校2年の上原 侑(ゆう)さんは「面を着けた時は息苦しくて、これで舞うのは大変だと思いました。めったに着ることができない衣装を着たことで、能に興味がわいてきました」と話しました。
▲櫻間右陣氏(左)から舞の指導を受ける生徒たち
▲生徒が衣装の着付けを体験