10月19日、竹原町の竹原神社で秋季大祭の恒例行事「稚児土俵入り」があり、県内外から約140人の赤ちゃんが参加しました。
この土俵入りは、昭和50年から続いている行事で、子どもの健やかな成長と無病息災を願って行われるものです。
アマチュア力士に抱かれ、紅白のねじり鉢巻きに特製の化粧まわし姿で登場した赤ちゃんたちは、東と西から土俵入りし、力士が四股を踏んで祈願を行う間、びっくりして泣き出す子もいれば、動じないで終始眠っている子もいて、その可愛らしい姿に、境内は歓声と笑い声に包まれていました。
福岡から参加した西条(さいじょう)蓮(れん)くん(2歳)の父で、自身も子どもの頃に参加したという慎吾さんは、「けがや病気をせず、すくすく成長してほしい」と笑顔で語りました。
▲土俵入りの様子
▲多くの人で賑わう境内