- 八代妙見宮 氷室祭 -
5月31日夜から翌6月1日にかけて妙見宮で氷室祭が行われ、還暦祝い、厄入り・厄払いなどの祈願に訪れた多くの参拝客で終日にぎわいました。
氷室祭は江戸時代、八代城主細川三斎公が無事に夏を乗り越えるのを願って、領民が氷室に蓄えた雪を献上したのが起こりと伝えられています。年に一度この日だけ、雪のかわりに「雪餅」を食べると一年間病気をしないと伝えられています。
この「雪餅」は、うるち米ともち米、あんこが原料で、それを四角に区切ったセイロで蒸したもので、八代の名物になっています。
▲夜更けにもかかわらずにぎわいをみせる氷室祭
▲あんこに米粉を雪のように降らせて作られる「雪もち」