１０代の心のオアシスに

～思春期相談室クローバー開設～



１０月２日、本町三丁目商店街の「ふれあいサロン」内に、思春期相談室「ほっとステーション　クローバー」がオープンしました。これは県が主となり、八代地域の保健師や医療機関が協力し開設されたもので、玉名市に次いで２番目となります。



　この相談室は、思春期の子どもたちの性の悩みなどについて、養成講座を受講した熊本労災看護専門学校や八代高専生などのピアスタッフ３０人が中心となって対応し、熊本労災病院や八代総合病院の助産師や八代地域の保健師などが専門的なサポートを行います。また、運営は県内の助産婦などで構成された「助産婦ネットワーク　ｗｉｔｈ　ＫＵＭＡＭＯＴＯ」（怒留湯美季代表）が、県から委託され行われています。



　開所式では、潮谷義子知事が「ここが、性の悩みの多い１０代の若い人たちで気軽に集い、相談し合える場となって欲しい。また、若い人のパワーで商店街の活性化に繋がれば」とあいさつ。ピアスタッフ代表として、八代高専専攻科二年の長船奈津実さんが「同年代の悩みをサポートしながら、信頼を築き、お互いが成長していければ」と抱負を語りました。



　また、ピアスタッフと知事との会談では、相談員として活動していた知事からの指導にうなずいたり、活動への意気込みなどについて、気さくな雰囲気で話が弾んでいました。



　相談室は、毎週土・日曜日午後２～６時に開所。ピアスタッフ２～４人と専門職スタッフで対応しています。







▲ピアスタッフたちのよる約２万羽の折鶴で作られた看板も設置