~第14回全国山頭火フォーラム~
9月24~25日、第14回全国山頭火フォーラムin日奈久が行われ、各地参加した大勢の人でにぎわいました。
この催しは、平成4年、漂泊の俳人である種田山頭火について全国的規模での交流の輪を広げようと、山頭火ふるさと会(山口県防府市)が開催したことをきっかけに始まったもので、県内では熊本市に次ぎ2回目の開催となりました。
24日は、やつしろハーモニーホールでフォーラムが行われ、全国各地から約250人が参加しました。
記念句会の表彰では、応募作品、約2,408句の中から、萱沼良行さん(千葉県茂原市)の「曲がり角でまっていた風と歩く」が大賞を受賞。秀作・一般の部、5句のうち、市受賞者は吉永大さんと吉田彩さんが、ジュニアの部8句のうち、市受賞者は福田吉秀くん(麦島小)、わたなべりょうがくん(龍峯小)、岩本有未さん(昭和小)、宮尾怜佳さん(高田小)、神崎眞人くん(三中)、深田由衣さん(四中)が入賞しました。
その後、哀愁漂うギターや歌のメロディーをBGMに、行乞記の朗読や即興で書や絵が描かれました。また、「山頭火と現代」と題し、作家の村上譲さんや文芸評論家の松原新一さんによる対談もあり、参加者は山頭火の世界を堪能しました。
25日は、山頭火の足取りをたどるバスツアーや山頭火ウォークもあり、快晴の空の下、秋風に吹かれながらゆっくりとした時間を楽しんでいました。
▲ライブや即興の絵で山頭火ファンを魅了