~AED講習会~
9月27日、心肺蘇生器具「AED」(自動体外式除細動器)による救命法を学ぶ実技講習会が、偕老苑で行われ、施設関係者や地域住民など約50人が参加しました。この講習会は、昨年7月から一般の人でも使えるようになったAEDを、9月に同施設などで2台導入したため、八代消防本部に講習を依頼し実現したものです。
AEDとは、心臓の心室が小刻み震え、血液を全身に送れなくなった状態のとき、心臓に電気ショックを与えて正常な状態に戻す機器のことで、最近、全国的に人の多く集まる施設などで導入されてきています。
講習会では、人工呼吸や心臓マッサージなど救命手当などの説明後、訓練用AEDとダミー人形を使い、電極パットの取り付け方や操作方法を説明。参加者からは「ペースメーカー使用者の場合でも使えるのか」などの質問も多くあり、講師の説明に熱心に耳を傾けていました。
施設の職員や医師からは、「AEDは使用時に機械から指示があるので、誰でも簡単に使えます。なにかあったら、ぜひ地域の人も使って欲しい」とのことでした。
▲AEDの電気パットの装着をダミー人形で学習