八代の石橋と石工を深く知る
日本遺産認定記念講演会
八代市の石造り文化のストーリーが日本遺産に認定されたことを記念し、「日本遺産認定記念講演会」が5月21日に桜十字ホールやつしろで行われ、約120人が参加しました。
これは、市や八代市文化財保護委員会などで構成される八代市日本遺産活用協議会と日本の石橋を守る会が、日本遺産認定ストーリーを活用した地域活性化を図ることを目的に開催したものです。
芝口大鞘節保存会(鏡町)による芝口大鞘節の披露の後、熊本大学の山尾敏孝名誉教授や日本の石橋を守る会理事で石匠館館長の上塚寿朗氏らによる講演が行われました。
山尾名誉教授は、「石橋の保存と活用のためには、定期点検し補修等の履歴などを記録していくことと、技術者養成や技術開発が必要である」と話しました。
▲石橋の点検や維持管理のポイントを語る山尾名誉教授
▲技術力の高い八代市の石工たちについて語る上塚館長
▲八代市の日本遺産認定ストーリーについて説明する市文化振興課職員 村田仁志主事
▲(オープニングアトラクション)江戸時代の八代平野の干拓工事の様子を唄った芝口大鞘節