八代市総合防災訓練
11月20日、球磨川河川緑地で八代市総合防災訓練が開催され、国土交通省八代河川国道事務所や陸上自衛隊など29団体270人が災害時の応急活動などの確認を行いました。
この訓練は風水害や地震などの各種災害に対応するため、災害応急活動の能力向上と関係機関の連携強化を目的に毎年実施されています。
第1部では水害で、取り残された人をヘリコプターで救出する水害孤立者救出訓練や土砂に埋もれた道路の交通規制と通行路を確保する土砂災害対応訓練などが行われ、第2部では地震で土砂に埋もれた家屋から住人を救出する訓練や遮断されたライフラインの復旧作業を行う訓練などが行われました。
また、国外から発射された弾道ミサイルが熊本県周辺に落下するという想定の国民保護初動対応訓練も行われ、参加者は地面に伏せて頭部を守るなどの避難行動をとりました。
堤防底部に漏水が確認された想定で土のうを積む自衛隊と八代市消防団
土砂に埋もれた家屋に人が残されている想定で人(模型)の救出訓練を行う自衛隊
重傷者の手当を行う医師(中央)
断線による停電を想定した応急送電の訓練