石工の活躍とそのストーリーが日本遺産に認定
6月19日、「八代を創造した石工たちの軌跡~石工の郷に息づく石造りのレガシー~」が日本遺産に認定されました。日本遺産は地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化や伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。市内には城の石垣やめがね橋など文化財が数多く残されており、これらを作り上げた石工の活躍のストーリーが日本遺産に認定されました。
石工やめがね橋などを紹介する石匠館(東陽町)の元館長でめがね橋の調査や保護に尽力した上塚尚孝さんは「これらの橋のおかげで生活が楽になった部分が多くあります。登録によって石工に光が当たってくる」と話すと、東陽まちづくり協議会の橋永高徳さんは「地域振興の弾みにして、観光客の皆さんをお迎えするイベントなども計画したい」と観光客増加に期待を膨らませました。
日本遺産認定を喜ぶ関係者ら