いざというときのために
八代市総合防災訓練
9月28日、球磨川河川緑地で八代市総合防災訓練が4年ぶりに行われました。
これは、災害応急活動に係る対処能力の向上と防災関係機関の連携強化などを図ることを目的に開催。行政団体や防災機関、民間協力団体など26団体約500人が参加しました。
訓練では、豪雨で球磨川が氾濫注意水位に達したと想定した水害対処訓練と日奈久断層を震源とするマグニチュード7.5、震度7の地震発生を想定した地震災害対処訓練を実施。参加者は避難所運営や人命救助、ライフラインの復旧などの手順を確認しながら、迅速に活動しました。
土のう積みと広報車での避難呼びかけを行った八代市消防団鏡方面隊の鶴﨑英二隊長は「日頃からの訓練をとおして、他の団員にも災害時の役割や動きを伝えていきたい」と話しました。
土のうを積み上げる消防団員と陸上自衛隊員
避難所に向かうトラックに仕分けした救援物資を積み込みました
応急救護所運用訓練では救出された被災者をトリアージし、応急処置をしました
アルファ米を使った炊き出し訓練
防災ヘリコプターによる水害孤立者救出訓練