過去を学んで未来への道しるべに
麦島城の歴史と文化を学ぶシンポジウム
9月7日、麦島コミュニティセンターで、「麦島城の歴史と文化」をテーマにシンポジウムが開催されました。
これは、麦島城が地震で崩壊してから今年で400年になるのを機に、防災意識の高揚と麦島城の歴史を学ぼうと麦島住民自治協議会が企画したもので、地元住民ら約160人が参加しました。
パネリストの山内淳司学芸員(市文化振興課)は、「歴史を教訓として、これからの麦島を考えよう」と語りました。大浪和弥学芸員(宇土市教育委員会)は「麦島城は徳渕の津を治めるために、豊臣秀吉の命で建てられた小西行長の支城で、本城である宇土城よりも先に築城されるほどとても重要な城だった」と話しました。
▲会場内は立ち見も出ました
▲「麦島には宝物がいっぱいある」と語る山内学芸員