山頭火の愛した日奈久温泉
第20回九月は日奈久で山頭火オープニングイベント
8月31日、第20回九月は日奈久で山頭火のオープニングイベントが日奈久ゆめ倉庫で開催されました。
これは放浪の俳人種田山頭火が、昭和5年9月日奈久温泉の織屋に3泊し、その日記に「温泉はよい、ほんたうによい、こゝは山もよし海もよし」、「一生動きたくないのだが」と日奈久温泉を称賛したことを記念して毎年開催されています。
開会式後、地元園児による太鼓や楽器の演奏、日奈久小学校児童によるダンス発表、日奈久中学校生徒による生徒自らが詠んだ俳句を紹介し、添削し合う発表などが行われました。また、絵手紙・俳画作品展の表彰では、山頭火を描き特選を受賞した坂本町の鶴﨑ツエ子さんは「ずっと療養中だったが、最近やっと外出できるようになったので、山頭火のように歩き回りたいとの思いをこめて描いた」と受賞の喜びを話しました。
9月の日奈久は「山頭火交流会」や「山頭火ウォーク」などさまざまなイベントが予定され、約1カ月間山頭火一色に染まります。
▲日奈久を盛り上げたいと話す今田実行委員長
▲絵手紙・俳画作品展で特別賞を受賞した鶴﨑ツエ子さん(右)と日奈久の名司会者・山下亜矢子さん(左)
▲くまモンも参加した山頭火クイズ王決定戦
▲最後は、みんなでくまモン体操
▲歴史を感じさせる過去のポスター
▲絵手紙・俳画作品展の特別賞ほか入選の作品