塩屋町笠鉾「迦陵頻伽」寒干し
2月25日、塩屋町笠鉾「迦陵頻伽」の寒干しが八代小学校体育館で行われ、全校児童が見学しました。
寒干しは、解体された笠鉾の部品を外に出して並べ、空気にさらすことで、湿気や虫食いを防止することを目的に塩屋町笠鉾保存会が毎年行っています。また、この寒干しを子どもたちに見学してもらうことで、妙見祭や笠鉾に興味を持ってもらい、後継者育成につながることにも期待が寄せられています。
人形や屋根、幕、抑え金具など約300点が体育館に並べられ、児童らは保存会の会員に「パーツはどれくらいあるのか、組み立てるのにどれくらいの時間がかかるのか」など質問していました。
安武千尋さん(3年生)は「こんな近くで見ることができてうれしい。屋根が赤色でかわいい」と話しました。
▲並べられた部品に興味津々
▲笠鉾を担ぐまねをする児童たち