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H27.6.15 市長メッセージ

最終更新日:
 
平成27年6月15日(月)

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 初めに、今月2日の梅雨入りから3日にかけての激しい雨によりまして、本市におきましても、大雨・洪水警報に続き3日には「土砂災害警戒情報」が発表され、龍峯、宮地などの6校区に対して「避難準備情報」を発令するとともに、避難所の開設を行ったところでございます。幸いにも、人的被害はありませんでしたが、市内中心部でも浸水被害が発生したほか、坂本町市ノ俣地区では、土砂崩れにより道路が寸断され、一時的に15世帯、24人が孤立いたしました。3日の夕方には崩落現場の土砂撤去が完了し、4日昼前には専門家を交えての安全確認を行ったうえで、「通行止め」を解除したところでございます。
  また、先週11日にも、再び大雨による「土砂災害警戒情報」が発表されるなど、本格的な雨の時期を迎えておりますことから、引き続き、想定を上回る集中豪雨や異常気象に対する備えを強化するとともに、インフラ整備や消防・防災力の強化を図り、災害に強い「まちづくり」を進めてまいります。

 それでは、最近の市政の動向についてご報告申し上げます。

 まず、南九州における人流・物流の拠点として、一層の飛躍が期待されております「八代港」につきましては、東南アジアの玄関口として成長著しい「台湾」との関係構築を進めており、「八代港」と台湾「基隆港」を窓口として、本市と台湾との交流を深めて参りたいと考えております。
 そのため、去る4月22日から25日にかけまして、橋本市議会議長とともに「台湾」を訪問し、クルーズ船関連会社や基隆港務支社等を訪問するとともに、林 基隆市長、並びに宋 基隆市議会議長への表敬訪問を行ったところでございます。
 今回の訪問では、「八代港」と「基隆港」との友好交流の促進について、方針を確認することができました他、「八代南ローターリークラブ」の皆さんとともに、「基隆東ロータリークラブ」の38周年記念式典に出席し、基隆市民の方々とも交流することができ、大変、大きな成果があったと感じております。
 今年は、3隻の大型クルーズ客船が「基隆港」から「八代港」に寄港する予定となっており、また今月22日には、基隆市長及び基隆市議会議長を含む、40名の視察団が本市を訪問されることにもなっております。今後は、8月中を目途に再度訪台し「八代港、基隆港友好交流確認書」を締結することとしており、これを契機に交流がますます深まり、両港の発展に資するものと期待しております。

 次に、本市における新たな水産振興の拠点となります「八代共同魚市場新施設」が完成し、4月19日に開所式が行われました。
 本施設は、魚市場としての十分な広さと機能を有する他、船溜まりに面した利点を生かして、「浮きいけす」と「活魚水槽」を併せ持っており、取扱量の増加と価格の向上に繋がることを期待しております。

 次に、モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスが、農業生産法人「株式会社モスファームマルミツ」を設立され、八代市及び阿蘇市において、トマトの生産を手掛けていただくこととなりました。
これに伴い5月19日、県庁におきまして、熊本県を立会人に、八代市、阿蘇市を含む5者間において、農業参入に関する協定書の調印式を行ったところでございます。
 一昨年に設立されました「株式会社モスファーム熊本」に続き、熊本県で2例目となります農業参入に取り組んでいただきますことは、八代産トマトの品質・栽培技術を広く認めていただいた結果であり、大変、嬉しく思っております。

 次に、「くまもと県南フードバレー構想」の中核施設となります「フードバレーアグリビジネスセンター」が、鏡町にあります「熊本県農業研究センターい業研究所」の敷地内に完成し、5月20日、熊本県の小野副知事をはじめ、県南の市町村長や農業関係者などが出席され、オープニング式典が行われました。
 本施設の開設は、本市のみならず県南地域の皆様方が待ち望まれていたものであり、今後、農林水産物を活用した新たなビジネスの創出に、大きく貢献するものと、期待を致しております。
 本市としましても、当該施設が有する様々な機能を、生産、流通、販売に係わる多くの方々に効果的に活用いただきながら、本市の豊富な農林水産物を生かした「フードバレーやつしろ基本戦略構想」の推進に、一層取り組んで参りたいと考えております。

 次に、5月30日と31日、三重県桑名市で開催されました「全国・山・鉾・屋台保存連合会」の総会におきまして、来年度の総会を、11月22日と23日の両日、八代市において開催することが決定されました。本保存連合会には、八代妙見祭とともに「ユネスコ無形文化遺産」への登録を目指しております、全国の「山・鉾・屋台行事」が加入しており、来年、全国から多くの祭り関係者を本市にお迎えできます事を、大変、嬉しく思っております。
 来年11月にはユネスコ無形文化遺産への登録決定が見込まれており、本総会の開催を大きなチャンスと捉え、今後「ユネスコ支援応援隊」の皆様と一緒に、官民一体となって準備を進め、八代妙見祭をはじめ本市のPRに繋げて参ります。

 最後に、今年、寄港が予定されております大型クルーズ客船の一番目として、昨日、中国上海から、約1,300名を超える乗客と850名の乗組員を乗せた「スカイシー・ゴールデン・エラ」が初寄港いたしました。
 今年は、今回も含めて10隻の大型客船が寄港する予定となっており、熊本県及び八代商工会議所等の関係機関と連携しながら、様々な「おもてなし」を準備し、乗客及び乗組員の皆様に喜んでいただくとともに、地域にとってより大きな経済効果に繋がりますよう、取り組みを進めてまいります。

 次に、毎年開催しております各種イベントについて、ご報告致します。

 まず、5月8日から10日までの3日間にわたって、「九州国際スリーデーマーチ」を開催いたしました。
 今年は、2日目が雨となりましたものの、初日と最終日は見事な五月晴れとなり、世界9カ国、35都道府県から、延べ1万9千人を超える参加があり、成功のうちに終了することが出来ました。
 ご参加いただいた方はもとより、大会の開催にご協力をいただきましたボランティア等の皆様方に、心から感謝を申し上げます。

 続いて、本市が今年度に計画しております「地域イベント」のトップを切って、5月24日、鏡文化センターを中心に「ふる郷愛鏡祭」が開催されました。
 市内外から、1万4千人を超える来場者があり、地元の農産物を使った「食のフェスティバル」や名物の「畳投げ大会」、「漬物名人コンテスト」に加え、関連イベントとして「ジョギングフェスティバル」「古希ソフトボール大会」「四半的弓道大会」なども開催され、大変、盛り上がりました。

 また、今月7日には、「平家いずみお茶まつり」を開催しました。
今年も、「お茶」や「ヤマメの塩焼き」などの特産品販売、「源平合戦絵巻」や「源平綱引き大会」、「歌謡ショー」などに5千500人が来場され、大いに賑わいました。
今後も引き続き、千丁いぐさの里まつり、東陽しょうが祭、坂本ふるさとまつりなど、それぞれの地域の特色を活かした、魅力ある地域イベントを開催してまいります。

以上、市政の動向について、お知らせさせていただきました。
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