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H26.6.2 市長メッセージ

最終更新日:
 
平成26年6月2日(月)

6月定例市議会②.jpg6月定例市議会①.jpg









 まず初めに、先月10日に発生致しました、泉町五家荘の平家山における山林火災についてご報告させていただきます。現場は、平家山登山口から約1時間の地点で、消火活動には、陸上自衛隊をはじめ熊本県警本部や八代広域消防本部、八代市消防団などから出動していただき、大分県、宮崎県の防災ヘリにもご協力をいただきました。国有林と県有林の杉や雑木林など、約21.7ヘクタールを焼失し、12日の午前中に鎮火しました。幸いにも民家の消失や人的被害はなく、消火活動に従事していただいた皆様方に、改めて、心より感謝を申し上げます。

 次に、本市のみならず、県南振興の起爆剤として期待されております「八代港」につきましては、ガントリークレーンの整備など、国際貿易港としての港湾機能の整備充実をはかるとともに、貨物取扱量を増やすべく、積極的なポートセールス活動に取り組んでいるところでございます。このような中、4月2日には、台湾の駐日大使である、 沈 斯淳(シン シジュン)代表に本市を訪問いただき、八代港を視察していただきました。その際、小野副知事から八代港についてのプレゼンテーションを行っていただいたほか、国土交通省所有の調査観測兼清掃船「海煌」にも乗船いただき、海上からも八代港をご覧いただいております。国際港湾を有する物流拠点都市として、本市と台湾が、相互に良好な関係を築いていけるよう、取り組みを進めてまいります。
 また、先月27日には、八代港への大型クルーズ船の誘致を目的とした「クルーズセミナー」が開催され、中国のロイヤル・カリビアン・クルーズ社の 童(トン)副社長より、ご講演をいただきました。童 副社長からは、「八代港は地理的に近く魅力的」とのお言葉をいただき、八代港に対する関心の高さを感じたところでございます。

 次に、少子化による児童・生徒数の減少が進む中、学校規模の適正化を図るため、泉第一小、泉第二小、泉第三小を統合し、新設されました「泉小学校」と泉中学校との小中一貫校が新たにスタートし、先月には小中合同の運動会が実施されました。豊かな自然環境に恵まれた泉町におきまして、各小中学校の永きに亘る歴史と伝統を受け継ぎ、本市初の施設一体型小中一貫校として、地域住民の皆様に愛されながら、新たな歴史と伝統を創り上げていかれることを期待しております。

 また、4月9日には、昨年度末に閉校となりました熊本県立氷川高等学校の施設を活用し、松橋支援学校高等部氷川分教室が開設され、第1期生の入学式が挙行されました。県南地域における障がい児教育の推進のため、かねてより、本校の誘致に取り組んできた私にとりましては、氷川分教室の開設を大変嬉しく思うとともに、開設にご尽力いただきました、全ての関係者の皆様方に心より感謝を申し上げます。

 次に、4月26日には、本市が公募しておりました「旧河俣小学校運動場」の利活用に対しまして、北海道に本社を置きます「道東電機株式会社」の太陽光発電事業が決定し、「しょうがの里河俣発電所建設工事」の安全祈願祭が行われました。本事業では、「道東電機株式会社」より、発電事業だけでなく、東陽町の地域振興に対するご寄付や地元での雇用確保、更には環境学習の場としての施設の提供など、様々な地域振興に係るご提案をいただいております。本市における未利用財産の有効活用が図られるのは勿論のこと、東陽地域の発展に大きく寄与するものと期待しております。

 次に、4月30日には、食品加工会社である「株式会社エーブル」が、八代外港工業団地内に物流センターの増設を決定され、県庁におきまして立地協定の調印式が行われました。新たな物流センターの建設により、約100人の新規雇用が見込まれる他、「県南フードバレー構想」の更なる推進に繋がるものと期待しております。

 次に、本市が重点事業として進めております「住民自治」につきまして、各地域で中心的な役割を担う「地域協議会」が、この4月末までに全ての校区で設置されました。いよいよ、地域の皆さんと行政による「協働のまちづくり」が、市全体でスタートすることとなりますが、市といたしましても「地域が主体となったまちづくり」を推進すべく、今後も引き続き、全力で支援を行ってまいります。

 次に、鏡町漁協が1月から運営されておりました牡蠣小屋「鏡オイスターハウス」が、盛況のもとに約3か月間の営業を終えられました。期間中、目標を大きく上回る売り上げを収められ、養殖技術の向上などの課題はあるものの、八代海における水産業に新たな活力を生みだすものと期待をしております。

 次に、昨日、イオン八代ショッピングセンター2階に、こどもプラザ「わくわく」がオープンし、開所式を行いました。これは、本市における子育て支援の更なる充実を図るもので、イオン九州株式会社のご協力によりショッピングセンター内のスペースをご提供いただき、子育て中の親子が気軽に集い、相互に交流を図るための拠点施設を新たに開設するものでございます。子育てに関する悩みや疑問について情報を交換することで、子育て家族の負担感を和らげ、安心して子育てができる環境づくりに繋がることを期待しております。

 次に、毎年開催しております、各種イベントについて、ご報告致します。
 まず、5月9日から11日までの3日間にわたって、「九州国際スリーデーマーチ」を開催しました。今回で20回の記念大会となりますスリーデーマーチも、「国際」の冠がついてから5年目となり、今年も、オランダ、ドイツをはじめ、10の国と地域から多くの方々にご参加いただき、“国際色”豊かな大会となりました。3日間を通して天候にも恵まれ、42都道府県から延べ2万人を超える参加があり、成功のうちに終了することができました。

 次に、先月22日に、「球磨川河川緑地公園」において「八代市総合防災訓練」を実施し、第一部では、継続的な大雨による球磨川の増水を想定した「水害対処訓練」を、第二部では、国民保護法に基づき、テロ等を想定した「国民保護訓練」を行いました。陸上自衛隊をはじめ、八代市消防団など多くの防災関係機関の皆様にご協力いただき、本番さながらの緊張感のある訓練ができたと思います。

 続いて、本市が今年度に計画しております「地域イベント」のトップを切って、5月25日に、鏡文化センターを中心に「ふる郷愛鏡祭」が開催されました。市内外から、約1万4千人の来場者があり、地元の農産物を使った「食のフェスティバル」や「畳投げ大会」、「漬物名人コンテスト」に加え、関連イベントとして「ジョギングフェスティバル」「古希ソフトボール大会」「四半的弓道大会」なども開催され、大変、盛り上がりました。

 また、昨日は、「平家いずみお茶まつり」を開催しました。晴天に恵まれ、「お茶」や「ヤマメの塩焼き」などの特産品販売、「源平合戦絵巻」や「源平綱引き大会」、「歌謡ショー」などに多くの人が来場され賑わいました。

 今後も、千丁いぐさの里まつり、東陽しょうが祭、坂本ふるさとまつりなど、それぞれの地域の特色を活かした、魅力ある地域イベントを開催してまいります。

以上、最近の市政の動向について、お知らせさせていただきました。
 
 
 
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