市議会9月定例会の閉会にあたり、最近の市政の動向について、ご報告します。
（1）くまモンポート八代へのクルーズ船寄港について
9月26日に「MSCベリッシマ」が、そして28日に「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」、翌29日には、「飛鳥Ⅱ」が相次いで寄港しており、特に、28日には、国、県とともにくまモンポート八代を整備したロイヤルカリビアン社のクルーズ船の寄港を祝して、歓迎イベントを実施しました。
施設の完成から約3年半を経て、ようやくの歓迎イベントとなりましたことから、市街地における縁日やステージイベントに加えて、市民向けのフェリークルージング、出港時には1500発の花火やドローンショーなど、待ち望んだ分の思いを込めたおもてなしを、熊本県と連携し、実施したところです。
10月3日には、「メディタラニア」が寄港予定となっております。今後も「くまモンポート八代」を世界に向けてさらにPRしていくとともに、乗船客の受け入れ環境を充実させることにより、地域経済の活性化につなげたいと考えております。
（2）献穀事業「抜穂祭」について
9月30日は、川田町東の献穀田において、皇居で行われる新嘗祭（にいなめさい）への献上米を収穫する「抜穂祭（ぬいぼさい）」が厳かに執り行われました。御田植祭（おたうえさい）に引き続き、地元の小学生が田男・早乙女の衣装をまとい、黄金色に実った稲穂を一株一株ていねいに刈り取りました。
今後は、地元の熊野座神社において無事に収穫できたことを奉告したのち、皇居において天皇陛下に献上する予定となっております。
（3）全国シニアソフトボール古希大会について
9月23日から25日にかけて、全国シニアソフトボール古希大会が本市で開催されました。42チーム、約800名の参加のもと、球磨川河川緑地において、熱戦が展開されました。
この大会を通じて、八代市内に延べ約1,700泊の宿泊があっており、賑わいの創出につながったものと考えております。12月は大相撲八代場所も予定されており、今後もスポーツ大会の開催により、交流人口の拡大や地域の活性化を図ります。