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令和3年12月記者会見

最終更新日:

 

  中村市長



令和3年12月記者会見

 と き:令和3年12月22日(水曜日)午後2時~
 ところ:鏡支所3階大会議室  

 

 台湾のTSMCの熊本県への進出を受け、本日「八代港利活用促進等推進本部」及び「八代港利活用促進等推進プロジェクトチーム」を設置することといたしました。推進本部では、TSMCの熊本県進出に関する情報共有のほか、県内における半導体産業の物流網を支える玄関口として、八代港の活用や市内の熊本高等専門学校八代キャンパス等において、半導体関連の即戦力となる人材の育成を図る方策の検討などを行ってまいります。

 

 次に、12月17日に国の文化審議会において、「八代海干拓遺跡」を国の史跡に指定するよう答申がなされました。本市の日本遺産認定ストーリーである「八代を創造した石工たちの軌跡」の構成文化財である干拓樋門群が、新たに国指定史跡となりますことは、その保護にあたられた市民の皆様のこれまでの努力によるものであると、改めて感謝と敬意を表する次第です。本市といたしましても、引き続き、文化財としての保存の取り組みを進めるとともに、多くの皆さんにお越しいただけるよう、賑わい創出の大切な資源として新たな活用の方法を検討してまいります。

 

 次に、7月にオープンいたしました「お祭りでんでん館」が第25回くまもとアートポリス推進賞と第27回熊本県木材利用優良施設コンクールの熊本県賞を受賞いたしました。くまもとアートポリス推進賞は、建築文化に対する関心を高めるため県内の優れた建造物などを県が表彰するもので、今回、42の応募作品の中から5作品が選ばれたものです。本市では、平成12年度の第6回で推進賞選賞を受賞した「やつしろハーモニーホール」以来、21年ぶりの受賞です。熊本県木材利用優良施設コンクールは、熊本県産の木材を利用した優良施設などを顕彰するもので、12作品の応募の中から最高賞である熊本県賞を受賞したものです。
 今後、民俗文化財や伝統文化に関心がある方はもちろんのこと、環境デザインに興味がある方などより多くの方に「お祭りでんでん館」を訪れていただけるよう、積極的にPRを図ってまいります。
 

 

 

■1.令和3年 市政重大ニュース
(1)令和2年7月豪雨災害からの復旧・創造的復興の加速化

 本市では、本年2月に「八代市坂本町復興計画」を策定し、創造的復興に向けた取組みをスタートさせました。
現在は、具体的な取組みを地区ごとに定める「坂本町復興まちづくり計画」の策定に向けた地区別懇談会を3回開催し、住民の皆様からご意見をいただきながら、地区の特色を生かしたまちづくり計画の策定を進めています。
 今後は、今年度末までに策定する地区ごとの復興まちづくり計画に基づき、住まいの再建をはじめ、地区の特性を生かしたまちづくりの取組みを迅速に進めるとともに、引き続き、被災された皆様に寄り添いながら、坂本町の復旧と創造的復興に向けた取組みを進めてまいります。

 

 

(2)コロナ禍における感染防止対策と地域経済対策への支援の充実

  感染防止対策として、2月に開始したワクチン接種をはじめ事業者に対する支援として、市内の接客を伴う事業者の施設やタクシー等を対象に新型コロナウイルス感染症の予防対策に要した経費の4分の3について補助などを行いました。
 また、地域経済対策として、飲食店やその関連事業者への支援を行なうとともに、「やつしろ未来クーポン券」を市民の皆様に発行し、さらに市内の宿泊施設の利用者に対し宿泊費の半額補助や市内周遊補助チケットの配布を行う「八代市秋の行楽・宿泊補助キャンペーン」を実施いたしました。
 いずれも、コロナ禍の影響が少しでも和らぐよう取り組んだものです。

 

(3)スマートシティやつしろの実現に向けた取組みの推進

  本市では、「スマートシティやつしろ」を目指す取組みを進めていますが、昨年の龍峯・日奈久・二見校区、鏡沿岸地域に続き、本年は東陽・泉校区において、超高速ブロードバンド網を整備いたしました。令和4年度実施予定の坂本校区の整備をもって、本市における超高速ブロードバンドの基盤整備が完了することとなります。
 また、市役所内におけるデジタル化を更に進めていくことを目的に、市職員が2カ月継続して受講する「DX人材育成研修」を開催いたしました。

 そのほかにも、お祭りでんでん館のオープンや八代・天草シーライン建設促進協議会の設立、みなとオアシス八代の登録などを令和3年市政重大ニュースとして掲げております。
【参考】
(1) 第2期八代市総合戦略の推進に関連する団体の設立
      八代市スポーツコミッション、やつしろ国際協会
(2) 市有施設の供用
      高田コミュニティセンター、お祭りでんでん館、北部中央雨水調整池
(3) 八代市ラッピング海上コンテナ完成(11月)
(4) 八代・天草シーライン建設促進協議会設立(2月)
(5) 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会
(6) 道の駅東陽 開駅(3月)
(7) みなとオアシス八代登録(7月)

 

 

 

■市政の動向
2.子育て世帯への臨時特別給付金給付事業
 子育て世帯への臨時特別給付金給付事業は、国の新型コロナウイルス感染症 緊急経済対策の一つとして実施するもので、本市では対象となるお子さんお一人あたり、現金10万を一括で振り込むこととしています。申請は、児童手当を受給されている方は不要で、12月24日(金曜日)に児童手当が支給される口座に振り込みいたします。
 なお、高校生相当の生徒のみを養育する方や公務員の方は申請書の提出が必要で、申請書の受付期間は令和4年1月6日(木曜日)から3月31日(木曜日)までとなっています。対象となられる方には、申請の案内通知と申請書を送付する予定です。
 また、令和4年3月31日までにお子さんが生まれた世帯には、児童手当の認定申請の際に申請書を合わせて提出いただくこととしています。
 コロナ禍で影響を受けておられる子育て世帯の皆様を支援するため、迅速な給付手続きを進めてまいりますので、申請書の提出が必要な方は、お早めに提出をお願い申し上げます。

 

 

3.新型コロナウイルス ワクチンの3回目の追加接種
 本市では、10月18日以降感染者は確認されておらず、県のリスクレベルは0となっています。感染状況は、現在のところ落ち着いていますが、新たな変異株も発生している状況でありますので、市民の皆様には引き続き感染防止対策の徹底をお願い申し上げます。
 ワクチンの3回目の追加接種は、2回目の接種から8カ月以上を経過した接種希望の方を対象に12月1日から実施しています。対象者となられた方から接種券を順次郵送しており、個別接種医療機関を市のホームページや市ワクチン接種コールセンターで確認いただいた後に、希望の医療機関に予約を行っていただくこととしています。
 また、これまでと同様に、接種会場への移動支援として、65歳以上の高齢者の方を対象に、タクシー利用助成券を接種券に同封しています。

 

 

 

4.坂本町の復興に向けた取組み
 坂本町復興まちづくり計画の策定へ向けて、現在、4回目となる地区別懇談会を開催しており、12月18日の鮎帰地区を皮切りに12月26日(日曜日)までに、旧小学校8校区全てで行うこととしています。懇談会では、第3回地区別懇談会で住民の皆様からいただいたご意見を踏まえ、復興まちづくりの目標や復興へ向けた課題、復興まちづくりプロジェクトなど、地区ごとに取りまとめた「復興まちづくり計画」の案についてご確認をいただいており、年度内の策定を行うこととしています。

 


 

5.損害保険ジャパン株式会社と損保ジャパンパートナーズ株式会社との「地域防災力向上に関する協定」の締結
 損害保険ジャパン株式会社、損保ジャパンパートナーズ株式会社との「地域防災力向上に関する協定」の締結式を12月23日(木曜日)15時から鏡支所2階応接室で開催いたします。この協定締結により、損害保険会社が有する防災・減災のノウハウを活かして取り組むことが可能となります。
 また、損保ジャパンパートナーズ株式会社様が自治体と同様の協定を締結されるのは、今回が初めてとなります。
 本市は、令和2年7月豪雨災害の発生以降、更なる地域防災力の向上に取り組んでおり、今回の協定締結によって防災教育や自主防災組織のリーダーの育成などが、更に推進されることを期待しております。

 



6.初心者向け出張スマホ講座
 初心者向け出張スマホ講座は、スマートシティやつしろの実現に向けて、誰もがデジタル化の恩恵を受けられることを目指して、まちづくり協議会を対象に開催するものです。講座では、携帯電話の事業者が講師として地域に出向き、スマートフォンのカメラの使い方やスマホ決済、防災アプリの使い方などを無料で行います。スマートフォンの貸し出しも行いますので、お持ちでない方も参加いただけることとしており、現在、7つの協議会からお申し込みいただいています。
 スマートフォンの操作に不安をお持ちの方や スマートフォンの購入を考えていらっしゃる方などが、デジタル化をより身近に感じていただくよい契機となることを期待いたしております。


 

 

 

7.香港向け晩白柚出発式・晩白柚フェア
 本市では、平成26年度から香港への晩白柚輸出を開始しており、今年度の出発式を令和4年1月6日(木曜日)にJAやつしろ八代果実選果場で行う予定です。晩白柚は、毎年、イオンストアーズ香港で、春節前のギフト商品として販売されており、今年は約2,100個を輸出いたします。香港に届いた晩白柚は、1月20日(木曜日)から2月1日(火曜日)まで、イオンストアーズ香港の12の店舗で開催される「晩白柚フェア」で販売を予定しており、フェア開催中は7つの店舗で現地販売員を配置し、プロモーションを展開いたします。
 香港での晩白柚フェアは今回で8回目であり、香港の方に晩白柚が認知されていると伺っています。今後は、他の国にも輸出が進み、世界中の多くの方々に晩白柚の良さを知っていただきたいと思っています。


 

 

8.国内クルーズ船「にっぽん丸」の八代港寄港
  国内クルーズ船「にっぽん丸」が1月14日(金曜日)午前8時から1時間程度寄港いたします。くまモンポート八代は令和2年3月に完成し、今回の「にっぽん丸」がクルーズ船の初寄港となります。
 国内クルーズ船の運航は、コロナ禍により中止されていましたが、第5波収束後、感染防止対策を徹底した上で、今年9月から再開されております。
コロナ禍の収束後を見据えながら、クルーズ船の寄港が本市への誘客につながるよう、取り組んでまいります。

  

 

9.JTBバドミントンS/Jリーグ2021熊本大会
 バドミントントップチームによる、国内最高峰のリーグ「JTBバドミントンS/Jリーグ2021熊本大会」が、「令和2年7月豪雨災害復興祈念」の位置づけで、令和4年2月5日(土曜日)・6日(日曜日)の2日間、熊本県立体育館と八代トヨオカ地建アリーナで開催されます。男女各10チームが参加予定で、2つの会場に5チームずつがトーナメント方式で試合を行ないます。準決勝と決勝は、東京体育館で開催されます。
 八代会場では、八代東高校出身で、東京2020オリンピック「男子ダブルス」にも出場した園田・嘉村ペアが所属している「トナミ運輸」や、リオデジャネイロオリンピック「女子ダブルス」で金メダルを獲得した松友選手らが所属している「日本ユニシス」などが出場します。
また、今回の大会では、坂本町や芦北地域の小・中学生50名の無料招待とS/Jリーグ参加選手による子どもたちを対象としたバドミントン教室が実施されます。
 前売り券は、八代トヨオカ地建アリーナ、ハヤカワスポーツ八代店等で販売されていますので、ぜひ応援に行っていただき、トップレベルの試合を楽しんでいただきたいと考えています。

 

 

10.第1回 八代フルマラソン
 「第1回八代フルマラソン」が球磨川豪雨災害復興支援を目的として令和4年1月30日(日曜日)に実施するもので、本市では初めて開催されるフルマラソン大会です。コースは、球磨川河川敷スポーツ公園から植柳校区までの遊歩道の周回コースを6周する、42.195キロのフルマラソンです。申し込みはすでにインターネットで受け付けを開始しており、定員500名のところ、12月21日現在で497名の申し込みをいただいているところです。
 申込期限は、今月26日までとなっていますが、定員まで残りわずかとなっていますので、早めのエントリーをお願いいたします。

 



 

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