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令和3年11月記者会見

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令和3年11月記者会見

 と き:令和3年11月18日(木曜日)午後3時30分~
 ところ:鏡支所3階大会議室  

 

 

■市議会12月定例会について
 会期は、11月29日(月曜日)から12月17日(金曜日)までの19日間です。開会日の提出予定議案は33件で、内訳は、予算議案14件、事件議案10件、条例議案9件です。
 また、追加提出予定議案として、事件議案2件、人事議案3件を予定しています。

 

 今回の一般会計の補正予算の総額は9億7,080万円です。「令和2年7月豪雨災害」関連事業経費と「新型コロナウイルス感染症対策」関連事業経費、「令和3年度発生分」災害関連事業経費のほか、通常の補正対応分として、国や県からの補助内示を受けて実施いたします、補助事業などを計上しています。 

 

 令和2年7月豪雨災害関連といたしまして総額5億2,495万円を計上しています。主に、災害公営住宅整備関連として、住宅建設を行う予定としている藤本・合志野・中津道地区の測量・設計委託や、藤本・中津道の社会教育センターの解体経費として3億2,464万円、林道施設災害復旧事業として、林道「坂本山江線」などの災害復旧工事として1億4,500万円、被災した農業用施設の再取得への補助を行う担い手づくり総合支援交付金事業として5,531万円です。
 
 新型コロナウイルス感染症対策関連といたしまして総額2億1,303万円 を計上しています。これは、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種に要する経費です。
 
 本年発生した梅雨前線豪雨や8月の大雨による災害に関連した復旧に要する費用などといたしまして1億3,800万円を計上しています。主な内容は、8月の大雨で被災した林道「泉五木線」などの林道施設の災害復旧工事として5,300万円、東陽町の「座連川」などの河川施設の災害復旧工事として5,200万円、梅雨前線豪雨で被災した泉町の市道「八八重四方田線」の災害復旧工事として3,300万円です。

 

 通常の補正対応分といたしまして総額9,482万円を計上しています。このうち、国や県などからの補助金を活用した事業として2,413万円を計上しており、主な内容は、ばれいしょ重量選別機の導入に対する補助を行う「畑作構造転換事業」として731万円、マイナンバー制度に関連するシステム改修経費として592万円、農業後継者が農業用機械等を取得する場合の補助を行う「経営継承・発展支援事業」として500万円、町内会などの備品整備に対する補助を行う「自治総合センターコミュニティ助成事業」として350万円などです。

 

 単独事業といたしまして総額7,069万円を計上しています。主な内容は、「デジタル化推進事業」として、住民票などの証明書発行をオンライン申請できるシステムや、新庁舎の市民交流エリア会議室におけるオンライン予約システムを導入する経費として451万円、来年2月5日・6日に開催される「バドミントンS/Jリーグ2021熊本大会 開催事業」として105万円、総合福祉センターの空調設備改修として1,530万円、後期高齢者医療広域連合負担金の令和2年度精算に伴う追加納付として4,714万円などです。
 このほか、予算を伴わない債務負担行為の設定として、指定管理制度導入に伴うもの5件と、新年度当初より履行を開始しなければならない業務委託などの契約案件にかかる債務負担行為39件を設定しています。
 また、繰越明許費の設定として、災害復旧事業など14事業の年度内の事業完了が見込めなくなったことから、令和4年度へ繰り越すこととしています。

次に、特別会計及び企業会計では、介護保険特別会計において、令和2年度の介護保険事業の確定に伴う国・県からの交付金などを返還する経費として4,562万円です。
 国民健康保険から下水道事業までの特別会計および企業会計においても、一般会計同様、債務負担行為の設定を行うこととしています。そのほか、本年の人事院勧告に基づいた給与改定等を行うため、一般会計及び特別会計の人件費の補正予算6件については、議会初日に先議していただくことにしています。


 

 

■市政の動向
(1)新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種
 3回目の追加接種は、2回目の接種から8カ月以上を経過した接種希望者を対象に、12月1日(水曜日)から実施いたします。接種券は、11月中に8カ月を経過される方には11月22日(月曜日)に送付し、12月以降は順次送付することとしています。

 なお、11月17日現在の本市の接種状況は、2回とも接種が済まれた方は、65歳以上の高齢者では96.51%、市全体で78.26% となっており、いずれも国・県の接種率を上回っております。

 

 

 

(2)坂本町の復興に向けた取組み
 「輪中提・宅地かさ上げに係る相談会」を11月20日(土曜日)に坂本中学校体育館で開催します。
 本市では、今後の住まいの再建に向けて、9月25日に「輪中提・宅地かさ上げに関する説明会」を開催いたしました。今回、事業に対する理解をさらに深めていただくため、改めて事業の内容についてご説明させていただくとともに、集落ごとに意見交換などを行なっていただき、住まいの再建を進める上で、何よりも大切であります、被災された皆様のご意見を伺いたいと考えています。中谷地区と藤本地区、中津道地区と田上地区の一部、西部地区の3つのブロックに分けて実施いたします。
 次に、現在、坂本町において計画を進めております「災害公営住宅」については、申し込みを11月10日から開始しており、12月3日(金曜日)まで受け付けを行っています。今回の申し込み結果を踏まえて、5カ所に整備を計画している災害公営住宅の戸数や構造・形式などを具体的に決定してまいりたいと考えています。
 今後も国や県と連携しながら、被災された皆様の住まいの再建に向けて、スピード感を持って取組みを進めてまいります。

 


 

(3)令和3年度 政府要望(本省)
 令和2年7月豪雨災害からの早期の復旧と復興、その他の重点的に対応すべき課題等の解決を図るため、11月24日(水曜日)から26日(金曜日)の3日間、地元選出の国会議員をはじめ、内閣府、総務省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省、環境省など関係機関の局長や所管課長などを訪問し、計39項目について要望を行ってまいります。
 要望内容としては、まず、「令和2年7月豪雨球磨川流域市町村合同要望」として、国土交通省関係では「球磨川水系 流域治水プロジェクトの強力な推進」や「鉄道の早期復旧」、内閣府関係では「被災者に寄りそう住まいの再建」、総務省関係では「復旧・復興に向けた財政支援」など19項目を要望いたします。
 また、本市の重点課題の解決を図るための要望として、「中央(雨水)ポンプ場改築事業」や「坂本パーキングエリア等へのスマートインターチェンジ設置」、「八代海北部沿岸地域の堤防・護岸強化」、などについて強く要望してまいります。



 

(4)八代市新庁舎落成式及び内覧会の開催、開庁予定日
 令和元年11月から工事を進めております新庁舎は、令和4年2月の完成を予定しており、八代市新庁舎落成式典を2月5日(土曜日)に開催いたします。
 また、市民の皆様を対象とした内覧会を2月5日(土曜日)と2月6日(日曜日)の2日間開催いたします。内覧会の募集方法などは、決まり次第お知らせします。業務開始となる新庁舎の開庁日は、来年2月14日(月曜日)を予定しています。
 新庁舎では、母子健診や学校手続きなど、子どもに関する手続きを同じ庁舎内で済ませることができますとともに、市民交流エリアを新たに設けていますので、市民の皆様にとって、市役所がより身近な場所となることを期待しています。熊本地震が発生し旧庁舎が被害を受けてから、これまで市民の皆様には長い間大変なご不便をおかけしておりますが、来年2月の開庁に向けて、新しい庁舎で快適に手続きなどを行っていただけるよう、職員一丸となって準備を進めてまいります。



 

(5)八代市総合防災訓練
 国土交通省 八代河川国道事務所をはじめ、陸上自衛隊、八代警察署、市消防団など、29の関係機関の皆様にご参加いただき、11月20日(土曜日)8時30分から、球磨川河川緑地で令和元年9月以降、2年ぶりに実施いたします。
 今回の訓練では、水害対処訓練や地震災害対処訓練における情報収集伝達訓練、災害対策本部設置訓練、救助訓練、国民保護初動対応訓練などを行います。昨年の豪雨災害後、初めて実施するものですので、災害対応時の連携強化や災害応急活動の対処能力の向上を図りたいと考えています。


 

 

 

(6)八代市ラッピング海上コンテナお披露目会
 本市の農産物の輸出拡大とPRを目的に、晩白柚やトマト、イグサのほか、やつしろ全国花火競技大会や八代妙見祭などをデザインした「八代市ラッピング海上コンテナ」を八代市独自に作成し、今回、そのコンテナが完成しましたので、11月28日(日曜日)午前10時30分から、八代港コンテナターミナルで関係者の皆様にお披露目をさせていただきます。自治体によるラッピング海上コンテナの作成は全国で初めての取り組みで、今回はデザインが違う2個のコンテナを作成しました。
 今後、台湾の基隆市で開催されるフェアや晩白柚輸送に活用するほか、主に台湾航路における輸出入に活用していくこととしています。コンテナのデザインは、お披露目会の当日に発表いたします。
 このラッピング海上コンテナの活用により、コンテナを見た多くの人に「八代市」に興味をもっていただきますとともに、今後さらにコンテナ国際航路の増便や貨物取扱量の増加につながることを期待しています。



 

 

 

(7)地方都市から始めるDXセミナー2021
 本市では、スマートシティの推進に取り組んでおり、昨年11月に「地方都市から始めるDXセミナー」を開催し、今年8月には、「スマートシティやつしろキックオフイベント」も開催しました。今回、これらのイベントに続き、デジタル化の推進と共創の場として、地方都市だからこそできるDXを考えるイベント「地方都市から始めるDXセミナー2021」を11月27日(土曜日)午後1時から鏡文化センターで開催します。今回のイベントでは、トヨタ自動車九州株式会社の植野直亮氏による基調講演やDX推進をテーマにしたトークセッションなどを行います。また、令和2年度から取り組んでいる「DX人材育成研修」の成果発表も行います。
 この「DX人材育成研修」は、これまでは本市の職員とトヨタ自動車九州株式会社の社員の皆様を対象に研修を実施してまいりましたが、今期は、「定住自立圏形成協定」を締結している氷川町や芦北町の職員にも参加いただきました。
 本イベントを通して、多くの皆さまに本市の取り組みをご覧いただき、魅力ある地方への移住定住や関係人口の拡大による地方都市の活性化につながることを期待しています。

 

 

 

 

 

(8)八代市緊急就職促進奨励金
 本市でも、新型コロナウイルス感染症の拡大により、地域経済が大きな影響を受けています。その影響の一つとして、仕事を継続することが難しい方が多数おられる一方で、一部の業種や職種における慢性的な人手不足が発生しており、この解消が喫緊の課題となっています。
 そのため、就職を希望される方と有効求人倍率が高い職種とのマッチングを図ることを目的に、「八代市緊急就職促進奨励金」として、対象者に5万円を交付する制度を開始ました。交付の対象となる方は、八代市内の事業所に就職された市民の方で、その他にも、警備員や建設作業員、ドライバーなどの職種に、令和3年10月1日から令和4年2月28日までの期間に就職することなどの要件があります。申し込みはすでに始まっており、令和4年3月31日までの申請期限となっています。
 本市としては、就職を希望される市民の皆様に、この制度をぜひご活用いただき、事業所の人手不足解消につなげるとともに、引き続き、求職者の方々が新たな仕事にチャレンジすることを後押しする取り組みを進めてまいりたいと考えています。


 
 



 

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