活動報告（令和3年3月15日〜令和3年3月28日)

　昨年12月に着工した「坂本支所」並びに「八代消防署坂本分署」の仮設庁舎が無事完成し、業務を開始しました。

（坂本分署は3月13日より開始）
　昨年7月の豪雨災害以降、坂本の里 一灯苑北側の応急仮設事務所で業務を再開していましたが、仮設事務所であったため、坂本町の皆様には大変なご不便やご迷惑をおかけしたことと思います。
　この度、仮設庁舎が完成し、窓口業務をはじめとする行政サービスや、消防・救急対応業務の拠点として業務を再開できますことは、地域の皆様にとって、これまでのご不便・ご不安の解消や、坂本町の活性化につながるものと期待しております。

 

 

 

　昨年10月から市職員を対象として取組みを開始した「シビックテックイノベーター育成研修」のフォローアップ研修成果報告会を行いました。
　育成研修では、専門知識のない職員が、ほとんど費用をかけずにアプリの開発を行い、実際の業務に実装できるものが仕上がっておりました。研修成果であるプロダクトを提案だけに終わらせず、、アプリをすぐにでも実用化してもらいたいと感じたところです。
　来年度は、新たにデジタル推進課を設置するとともに、令和2年度に策定した「デジタル社会の実現に向けた八代市基本方針」に基づき、スマートシティ推進に向けた基本計画を策定することにしています。今後、デジタル技術を活用した地域課題の解決や市民の利便性向上などの取組みを更に加速していきたいと思います。

 

 

　八代地区交通安全協会 様におかれましては、平成12年度から、毎年、小学校に新しく入学される子どもたちに対し「黄色い帽子」を贈呈いただいており、本年は1,014個もいただき、大変感謝しております。

　本市におきましては、小学生が被害者となる大きな交通事故は、平成30年以降、発生しておらず、これは、贈呈いただいた「黄色い帽子」の着用が、運転者や地域の方々に、交通安全を訴えかける上で、大きく寄与しているためではないかと考えております。
今後も、この「黄色い帽子」を、子どもたちの大切な命を守る、交通安全のシンボルとして、しっかりと活用させていただき、安全で安心なまちづくりを引き続き推進して参ります。

  

 

　昨年7月の豪雨災害から8ヶ月が経過し、県をはじめとする関係機関の多大なるご協力により、一歩ずつ着実に復旧が進んできています。そのような中、坂本支所の再建については、復興のシンボルとなるよう周辺のまちづくりと一体的にスピード感をもって進めていかなければならないと考えており、蒲島知事を訪問して、以下の要望を行いました。
1．支所及び周辺の一体的なまちづくりを推進するため、県道中津道八代線の嵩上げをご検討いただくとともに、まちづくりの進捗に併せた一般県道中津道八代線の区域の変更等、柔軟な対応。
2．円滑なまちづくりの推進に向けて、補助金や基金の弾力的な運用をはじめとする財政的な支援や円滑な再建に向けての助言。
　今後も関係機関のご協力やご支援をいただきながら、早期の支所再建に全力で取り組んでまいります。

  

　待ち望んでいた「道の駅 東陽 登録証伝達 及び 開駅式」を開催しました。この日を迎えられたのも金子衆議院議員や国土交通省の皆様並びに地域の皆様など関係各位の御尽力の賜物であり、心より感謝しております。
　この度新たに情報発信施設や24時間利用可能なトイレ、障がい者用駐車スペースなどの整備を行い、東陽交流センター「せせらぎ」や「菜摘館」、隣接する「石橋公園」の施設全体を「道の駅 東陽」として、昨年7月に国土交通省から新規登録いただきました。道の駅東陽の開駅により、日本遺産と連携した取組みも可能となり、観光や交流拠点としての機能が更に強化され、地域の活性化が図られるものと期待しています。
　今後も東陽町及び八代市が誇る農産物や歴史文化などの地域資源を最大限に活かし、利用者の皆様から末永く愛される道の駅となるよう努めてまいりますので、当駅運営へのご理解とご協力をよろしくお願いします。