令和元年10月記者会見（11月分）
と き 令和元年10月31日（木曜日） 11時00分
ところ 鏡支所3階大会議室
■市政の動向
（1）2019女子ハンドボール世界選手権大会 開幕まで1か月
「女子ハンドボール世界選手権大会」の開幕まで、残り1か月となりました。
八代会場でプレーする「グループC」の6か国を市民みんなで応援する「一校区 一国運動」などの応援国も決定しました。それぞれの団体ごとに「母国語での応援かけ声」や「応援うちわの作成」など、応援準備に取り組まれております。
また、本日から大会終了までの期間、仮設庁舎の総合案内及び市民課窓口の職員によるハンドボールの法被の着用など、大会の盛り上がりに 繋がる取り組みを進めております。
そのほか、大会期間中の様々な催しも決定しておりまして、アリーナの外にはファンゾーンが設けられ、ハンドボールのスピーディーなパス回しやダイナミックなシュートシーンを、VRアプリを使って体験していただくブースや、「亀蛇」「獅子」を展示し、八代の伝統文化を発信する観光PRブースを設置します。
そして、今大会では、軽食やアルコールの販売も行われ、施設内での飲食ができます。ビールを飲みながら白熱するゲームを楽しんでいただければと思っております。
さらに、八代会場の独自の取り組みとしまして、中心市街地の商店や飲食店において、観戦チケットや大会関係者のパスを提示すると、各店独自のサービスを受けることができる、「まちなかファンスポット」を実施いたします。
世界一流のプレーを目の当たりにする貴重な機会でありますので、多くの皆さんにご来場いただき、大会を盛り上げ、満喫していただければと思っております。
◇東京オリンピック・パラリンピック ホストタウン登録
本日、内閣官房 東京オリンピック・パラリンピック推進本部が進めるホストタウンに、八代市が登録されることになりました。
本市の相手国は「台湾」で、競技種目は「バドミントン競技」となります。
本市では、本年9月に「台湾バドミントン協会」、「八代市」、「熊本県・八代市バドミントン協会」の四者による『友好交流覚書』を締結しております。
今後は、台湾バドミントン代表チームの事前合宿招致や台湾と八代市のバドミントン選手の交流、そしてオリンピアンとの交流を行っていく予定です。
台湾と本市との、経済・産業・文化等の交流を促進し、交流人口を増加させながら、互恵を築いていきたいと考えております。
（2）（有）髙見商店食品加工工場の増設に伴う立地協定調印式
本市に本社を置かれ、からし蓮根の製造で有名な「有限会社 髙見商店」様が、食品製造設備の強化と生産能力向上を目的とした工場の移転増設にかかる、本市との新たな立地協定を、明日、11月1日（金曜日）午後2時から、鏡支所において行います。
このたびの工場の増設によりまして、新たに5名の雇用を予定されています。
（3）地方創生の推進に向けた肥後銀行との包括連携協定締結式
株式会社 肥後銀行様と、地域の政策課題を共有し、それぞれの資源や機能などの活用を図りながら幅広い分野で相互に協力し、地域の発展に寄与する包括連携協定の締結式を、明日11月1日（金曜日）午後3時から、鏡支所において行います。
協定内容としましては、観光や農業の振興をはじめ、中心市街地のまちづくりや行財政改革、地方創生に関することなど、あらゆる政策を相互の連携により、推進していくこととしております。
連携の一例としましては、肥後銀行様が出資されている香港の熊本県食材レストラン「櫓杏」において、八代産品を使用したメニューを提供する「八代フェア」を開催して、本市産品や観光のPR、飲食店バイヤーへの商品提案などの取組みを、更に進めていくこととしております。
（4）八代市・基隆市友好交流都市締結1周年記念 「八代市市民使節団」台湾訪問
昨年4月の台湾・基隆市との友好交流締結1周年を記念し、企画しました「3泊4日
台湾三都めぐり」に多くの市民の皆さんからのご応募をいただきました。
いよいよ、11月14日（木曜日）から、65名の「八代市民使節団」として、台湾の基隆市・台北市・高雄市の3都市を訪問し、基隆市役所への表敬訪問、基隆市長との懇親会、市フードバレー推進課主催の「くまもと県南フードバレーフェアIN台湾・基隆市」のオープニングセレモニーへの出席などを通じて、両市の友好関係を深めてまいりたいと考えております。
（5）くまもと県南フードバレーフェアIN台湾・基隆市
「八代産品の販路開拓・拡大」と「基隆市との友好関係を深める」ことを目的に、11月16日（土曜日）、17日（日曜日）の2日間、基隆市の商業施設「イースクエア」で開催します。
フェアの開催は、今回で5回目の開催となります。
本市及び氷川町や水上村など、県南の食品業者による物産販売や、観光PRのほか、ステージでは日本茶セミナーなどの日本の伝統文化の紹介や、交流イベントとしまして、今回は、基隆市の小学生によるパフォーマンスなどを予定しております。
「市民使節団」による訪問と併せまして、基隆市との友好を深め、本市産品の販路拡大に繋がるものと、大いに期待をしております。
（6）令和元年度 第3回政府要望（本省）及び住宅関連団体訪問
本市の緊急かつ重点的に対応するべき課題の解決や施策の推進を図るため、11月6日（水曜日）から8日（金曜日）の3日間、市議会をはじめ、「八代・天草シーライン建設促進期成会」や「八代港整備・活用促進期成会」、及び「八代農業協同組合」の皆さんとともに、地元選出の国会議員の先生方をはじめ、国土交通省、農林水産省、環境省などの関係する局長並びに所管課長など、100か所以上を訪問し、要望を行ってまいります。
今回の要望は、夏の要望活動と同様に、国土交通省関係では、『「八代港」の整備促進』や『八代海
北部沿岸道路構想の推進』のほか、『治水対策』や『土砂災害対策』、『国産畳表の需要拡大』について、また農林水産省関係では『い草の振興』、『土地改良事業』に関する要望など、全部で18項目について、国に対して、強く要望してまいります。
これに併せなして、5日（火曜日）に「全国工務店協会」、「全国中小建築工事業団体連合会」、「日本木造住宅産業協会」、6日（水曜日）に「独立行政法人都市再生機構（UR）」の住宅関連団体へ訪問し、民間住宅等に八代産の畳表を利用していただくよう要望をしてまいります。
（7）市民と市長とのテーマトーク
市民の皆さんからいただいた意見を、市政運営の参考にさせていただくことを目的に実施しております「市民と市長とのテーマトーク」を、明日、11月1日（金曜日）午前10時30分から、文政保育園内にある「鏡子育て支援センター」において行います。
今回のテーマトークは、「やつしろ助産師の会」さんと『女性と赤ちゃんが望む「子育て支援とは」をともに考える』をテーマに実施します。「子育てをされているお母さんたち」にもご参加いただくこととなっております。
「やつしろ助産師の会」さんとは、3年続けての実施となりまして、今月（10月）からスタートしました『産後ケア事業』は、平成29年度に行いましたテーマトークでいただいたご意見を参考に、実施に繋がったものであります。
今回のテーマトークでも、子育て中のお母さんたちから、本市の子育て支援の現状に対する率直なご意見を聞かせていただけると考えております。そして、そのようなご意見を参考に本市の子育て支援施策の充実に繋げたいと考えております。
（8）第24回全国女性消防操法大会
本年8月18日（日曜日）に本市で開催されました「第6回熊本県女性消防操法大会」において、優勝しました「八代市消防団八代方面隊部分団」が、11月13日（水曜日）、横浜で開催されます「第24回全国女性消防操法大会」に熊本県代表として、出場します。
この「八代方面隊本部分団」には、市職員も2名所属しており、本市からの全国大会出場は、2大会 4年ぶりの出場となりますので、優勝を目指して頑張っていただきたいと思っております。
当日は、私も横浜の会場に出向きまして、隊員のみなさんを激励する予定としております。
（9）令和元年度 八代妙見祭
国指定重要無形民俗文化財で、ユネスコ無形文化遺産に登録されており、本市が世界に誇る「八代妙見祭」についてです。
今年も11月23日（土・祝）に行われます。約380年も続く歴史絵巻の神幸行列に、例年20万人を超える観客が訪れます。
また、前日22日（金曜日）の「御夜」や「ちびっこ妙見祭」など、関連した催しも、多数行われます。
この定例記者会見終了後、「八代妙見祭保存振興会」からの説明が予定されておりますので、詳しい内容は、そちらの方で行わせていただきます。