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2019.6.17市長メッセージ

最終更新日:

 皆さん、おはようございます。
 気象庁によりますと、平年は、6月5日頃が梅雨入りとのことでありますけれども、今年は平年に比べ、かなり遅れているようであります。
 皆様もご承知のとおり、昨年は、大勢の死者・行方不明者が出た、7月の西日本豪雨をはじめ、全国各地で自然災害が頻発いたしました。
 また、熊本地震から3年が経過しましたが、先月も日向灘で最大震度5弱、八代でも震度3を記録するなど、全国各地で頻繁に地震が発生しており、未だ予断を許さない状況であります。
 これから、台風シーズンもやってまいります。引き続き、気を抜くことなく、できる限りの対策を講じていかなければならないと考えております。

 それでは、議案の提案理由の説明に先立ちまして、最近の市政の動向についてご報告申し上げます。

 議会開会日 議会開会日2

 

 はじめに、去る4月26日、豪華クルーズ客船「クイーン・エリザベス」が、八代港に初寄港いたしました。
 当日は、午前8時に入港し、県主催の入港イベントとして、山鹿灯籠踊りで乗客の皆さんを歓迎し、その後、船内での歓迎セレモニーや見学会も行われました。

 クイーンエリザベス クイーン・エリザベス2
 クイーン・エリザベス3 クイーン・エリザベス4

 更に、八代市主催の出港イベントとして、秀岳館高校の雅太鼓による勇壮な演奏でお見送りするなど、乗客の方から大変好評であったと伺っており、船長さんからも、再度寄港したいと嬉しいお話もいただいたところです。

 来年の3月には、八代港の国際クルーズ拠点整備が完了する予定でありますので、今後も、県や関係団体、市民の皆さんと一緒になって、本市に来られる方々を精一杯「おもてなし」をしてまいりたいと考えておりますので、ご協力をお願い致します。 

 クイーンエリザベス2 クイーンエリザベス 秀岳館
 

 次に、本市が、昨年4月に台湾の基隆市との間で友好交流協定を締結して1周年となりました。
 このことを記念いたしますとともに、両市及び日台間の友好と交流がさらに促進することを目的として、本年11月14日から3泊4日で台湾の台北・基隆・高雄の三都をめぐるツアーを企画いたしました。
 ツアーでは、基隆市役所への表敬訪問や本市主催の『フードバレー基隆フェア』に参加するほか、台湾の有名観光地見学などを予定しております。
 ツアーの詳しい内容につきましては、広報やつしろ7月号に掲載いたしますが、多くの市民の皆さんにご参加いただきたいと考えております。

 

 次に、ご承知のとおり、本年7月末から「全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」が開幕し、本市におきましては「バドミントン競技」と「アーチェリー競技」が開催されます。
 本市で開催されるこの2競技に、熊本県予選を勝ち抜き、バドミントン競技には「八代東高校」と「八代白百合学園高校」、アーチェリー競技には「八代清流高校」が出場することが決定いたしました。
 このことは、大変喜ばしいことであり、市民の皆さんの期待も高まっているものと存じます。地元の高校生が素晴らしい活躍ができますよう、市民の皆様のご声援をお願い申しあげますと共に、本大会が全国から集う高校生をはじめ、多くの関係者の皆様にとって有意義なものとなりますよう、関係機関のご支援を賜りながら、大会開催に万全を期すべく、準備を進めてまいりたいと考えております。

  高校総体 高校総体 看板 高校総体カウントダウンボード

 次に、本市が来年開催の「東京2020オリンピック 聖火リレー」の実施市町村に選ばれたことが、先日、東京オリンピック組織委員会より発表されました。聖火リレーは、東京オリンピック・パラリンピックへの関心や期待が高まることはもとより、本市の知名度向上にも繋がる絶好の機会であり、市民の皆様の大きな誇りになるものと、大変うれしく思っております。
 本市が担当する 来年5月6日の最終区間となる聖火リレーと聖火到着セレモニーが素晴らしいものとなるよう、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」、及び「県実行委員会」と連携し、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。

 

 次に、企業立地関連では、昨年度の企業の進出や投資の件数は、市町村合併後、最多となる17件でございました。
 今年度も、既に2件の協定を結んでおります。そのうち1件が、本年4月に締結した「株式会社MARUKU(マルク)」の八代オフィス開設に関する立地協定であり、現在、特に誘致活動を強化しているIT関連のオフィス系企業の八代進出に伴うものでございます。
 今後も、多くの求職者が希望する事務的職業の雇用が見込める企業の誘致にも積極的に取り組み、熊本県とも連携しながら、雇用の創出や産業の活性化に取り組んでまいりたいと考えております。

 MARUKU MARUKU2

 

 また、新聞等で報道が続いております、市内の介護老人保健施設の件に関しましては、市民の皆様も大変ご心配のことと思います。
 現在、施設を所管する県が当該施設に対し改善勧告を行い、その措置状況の回答を求めている段階であります。
 本市といたしましても、保険者として、県と連携しながら、入所者やご家族にしっかりと寄り添い、適切な対応を行ってまいりたいと考えております。

  

 次に、最近開催いたしました各種イベントについて、ご報告いたします。

 まず、5月10日から12日までの3日間にわたって、「九州国際スリーデーマーチ」を開催いたしました。
 本市ご出身の八代亜紀さん、松中信彦さん、陣内貴美子さんにも、大変お忙しい中、駆けつけていただくなど、今年は、世界11カ国、43都道府県から、延べ1万5千人を超える方々にご参加いただき、盛況のうちに終了することが出来ました。
 スリーデー スリーデー2

 次に、「地域イベント」として、5月26日、鏡文化センターを中心に「ふる郷愛鏡祭」が開催されました。
 市内外から、1万6千人を超える来場者があり、人力車体験や名物の「畳投げ大会」、「愛鏡ポテト いも掘り体験」に加え、関連イベントとして「ジョギングフェスティバル」や「古希ソフトボール大会」「四半的弓道(しはんまときゅうどう) 八代大会」なども開催され、大変、盛り上がりました。

  愛鏡祭 畳投げ 愛鏡祭 芋ほり

 また、6月2日に、「平家いずみ お茶まつり」を開催しました。あいにく、雨が降る中での実施となりましたが、今年も、「お茶」や「ヤマメの塩焼き」などの特産品販売、「源平合戦絵巻」や「手炒り釜体験」、「歌謡ショー」などに3千人が来場され、大いに賑わいました。

今後も引き続き、千丁いぐさの里まつり、東陽しょうが祭、坂本ふるさとまつりなど、それぞれの地域の特色を活かした、魅力ある地域イベントを開催してまいります。

 平家いずみお茶まつり 平家いずみお茶まつり2

 

 また、今年のくま川祭りについてですが、“「令和」改元記念”と銘うち、例年よりも1週間ほど早い、7月27日(土曜日)に開催することといたしております。総踊りに参加された方全員に記念品として、“「令和」改元記念手ぬぐい”をプレゼントいたします。さらに、協賛事業も多数実施いたしますので、多くの皆さんに参加していただきたいと思っております。

 くま川まつりチラシ 

 以上、市政の動向について、述べさせていただきました。

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