ひたむきな野球人生
松中信彦 大講演会
4月22日、やつしろハーモニーホールで平成16年八代市市民栄誉賞の第1号に輝いた、元福岡ソフトバンクホークス選手で平成の三冠王 松中信彦さんの講演会があり、市内外の中学生や高校生の野球部など約350人が、熱心に耳を傾けました。
これは、八代市内の経営者24人で組織されている「経営塾
松華尊塾」が地元経済の活性化と青少年健全育成の一助となるよう企画したものです。
講演に入る前に「19年間 夢と感動をありがとう
三冠王
松中信彦が歩んだ軌跡」と題したビデオ上映があり、その後、松中さんが登壇すると、会場内は割れんばかりの大きな拍手に包まれました。
松中さんは、「人一倍努力を積み重ねることが重要であり、努力は嘘をつかないし、努力したものには敵わない」など、将来、プロ野球選手になることを夢見る子どもたちを激励。
自身が高校時代、利き腕である左肘を負傷し、余儀なく右投げに転向しなければならない時に夢を諦めなかったことを伝えました。
講演を聞いた松中さんの出身校である八代一中の野球部 元山 蔵之助さん(2年)は、「偉大な先輩の話を聞いて、プロ野球選手になれるよう、目標を持って努力します」と目を輝かせて話しました。
▲「ひたむきな野球人生」と題して行われた講演会の様子