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2024.2.26 市長メッセージ

最終更新日:
 

市民の皆様へ ~最近の市政の動向について~

 本年1月1日に石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生し、多くの尊い命が失われました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
 本市では、熊本県と県内市町村の合同チームの一員として、石川県の輪島市に対し職員を派遣するとともに、令和2年7月豪雨において技術職員が不足する本市に人的支援をいただいた石川県の加賀市を支援するため、ふるさと納税の「災害代理寄附」の受付を行っております。
 さらに、氷川町とともに半畳畳5,400枚を被災地へ届ける予定としております。
 過去に大規模な災害を経験した自治体として、当時の教訓を生かし、被災地のニーズに応じた可能な限りの支援を行ってまいります。

 それでは、最近の市政の動向について、ご報告申し上げます。
(1)八代亜紀さんについて
 本市出身で日本を代表する歌手である八代 亜紀さんがお亡くなりになられました。突然の訃報に接し、私自身も大変驚いたところであり、多くの市民の皆様から悲しみの声が寄せられました。
 本市では、八代亜紀さんへの哀悼の意を表すため、2月1日から献花台と記帳所を本庁舎の1階ロビーに設けました。献花が絶えることなく捧げられ、八代さんへのメッセージも日を追うごとに増えゆくのを目の当たりにし、多くの方に慕われていた人柄が偲ばれますとともに、私たちにとって「かけがえのない存在」だったことを改めて実感いたしました。
 歌手としてはもちろんのこと、画家としても高い評価を得られ、多方面で活躍されていたことに加え、ふるさとを愛する思いは強く、コンサートや絵画展など、地域への貢献は多大なものがありました。
 その功績の数々は枚挙にいとまがなく、郷土の誇りとして、深く尊敬に値することから、このたび名誉市民の称号を贈ることといたしました。2月29日には「お別れの会」を開催し、そこで名誉市民の贈呈式を行うこととしております。「お別れの会」では、多くの皆様とともに、八代 亜紀さんの在りし日の面影を偲び、ご冥福をお祈りする場にしたいと考えております。
ああ

(2)台湾新竹市への訪問について
 1月4日から6日にかけて、新竹市政府を表敬訪問し、高虹安市長と今後の友好交流に向けて意見交換を行ってまいりました。
 これは、本市並びに県選抜の小・中学生のジュニアバドミントン選手団が、新竹市で現地の小・中学生とバドミントン交流を行うことにあわせて実施したものであります。今後も、このような活動を通して、本市と台湾との幅広い分野での交流につなげ、友好関係の構築を図ってまいりたいと考えております。
あ あ

(3)各種イベント等について
 3月1日から3日にかけて、「九州国際スリーデーマーチ」を開催いたします。距離やルートが異なる全11コースを設け、本市出身の陣内貴美子さんによるトークショーをはじめ様々なステージイベントも予定しております。海外からも100名近くの申込みがあり、多くの方に、八代の歴史や文化、自然に触れながら、早春の「やつしろ」を楽しんでいただければと思います。
 また、今回は、3日にルートの1つでもある千丁町の「いぐさの里公園」周辺において「せんちょうい草の里まつり」を同時開催することとしております。さらに、スリーデーマーチの開催にあわせて、本庁舎の1階で八代亜紀さんの絵画展及び絵画コンクール展が、感謝と哀悼の意を込めて開催されます。 
 また、現在、中心商店街と日奈久温泉街において、「やつしろのお雛祭り」が開催されております。
 多くの皆様にお越しいただきたいと思っております。
ありがとうございます。

 最後に、新年度の市政運営に対する私の「所信の一端」を申し上げます。
 市民の皆様から託された3期目の市政運営も後半を迎え、マニフェストに掲げた施策も着実に実を結びつつあると考えております。
 一方で、「市政の見える化」を進めるために実施した「市政懇談会」などにおいて、市民の皆様と直接対話しますと、まだまだ多くの課題が残されており、そこには少子高齢化や人口減少が大きく影響していることを強く感じたところであります。
 人口減少に歯止めをかけ、本市を「県南の雄都」として飛躍させることこそが、私の役割であるとの思いを新たにしたところであります。
 そのためにも、100年に一度のビッグチャンスと言われるTSMCの熊本進出による効果を本市に波及させることは大変重要であると考えております。2月24日、第1工場が開所を迎え、第2工場も県内に建設が予定される中、本市としても企業誘致の好機と捉え、台湾への航路を有する八代港をはじめ、高速道路網の結節点としての機能など、都市としての優位性を最大限に活かしたまちづくりを進めてまいります。
 さらに、来年度の組織再編においては、組織を新たに設置し、移住・定住促進施策や買い物弱者対策等への取組を強化することとしております。
 八代・天草シーライン構想の実現に向けても、2月7日に蒲島知事を会長とする協議会において国への要望を行ってまいりました。新型コロナの5類移行後、要望活動も以前の姿に戻りつつあります。
 これまでにも増して国・県とのパイプを活かし、市政の発展のために、先頭に立って全力で取組んでまいる所存ですので、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
あ あ

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