7月に入り、夏の暑さも本格化してきました。近年では熱中症による、国内の死亡者数が年間1,000人を超える年が頻発しています。
また、農作業中の熱中症により、毎年約30名の尊い命が奪われておりその死亡事故の約85%が7月~8月に発生しています。
農業者の皆様におかれましては、夏本番に備え、以下の対策を行い、熱中症を予防しましょう。
(農作業中の熱中症対策ポイント)
1.高温時の作業は避けましょう
一般的に70歳以上の方は、のどの渇きや気温の上昇を感じづらくなります。日中の気温の高い時間帯は外して作業しましょう。
2.単独作業は避けましょう
なるべく2人以上で作業し、時間を決めて声をかけあったり、異常がないか確認しあうようにしましょう。
3.20分おきに休憩&水分補給をしましょう
涼しい日陰などで作業着を脱ぎ、体温を下げましょう。のどが渇いていなくても、20分おきに毎回コップ1~2杯以上を目安に水分補給しましょう。
4.熱中症対策アイテムを活用しましょう
帽子や吸湿速乾性の衣服を着用し、空調服や送風機を活用しましょう。