自分たちの町は自分たちで守る
植柳校区住民参加型防災訓練
植柳校区住民参加型防災訓練が11月6日に植柳小学校で行われ、地域住民193人が参加しました。
この訓練は、「自分たちのまちは自分たちで守る。」を合言葉に、地域防災力を高め、災害発生時に避難所開設や管理運営を地域で行える体制を整えることを目的に、毎年、市内2~3校区で行われています。
ダンボールベッドやトイレの組み立てなどを行う避難所開設訓練や、AEDを用いた救命救急訓練、濃煙体験訓練などが行われました。
また、熊本地震直後の熊本城や令和2年7月豪雨災害で被災したスーパーマーケットの様子などを見ることができる、NHK熊本のVR体験やAR浸水体験が行われ、VR体験の参加者はゴーグルを着け360度見渡しながら当時の被災状況を確認していました。
川口瑠己くん(植柳小4年)は「ダンボールベッド作りは初めてで少し難しかったけど、地震の時にどのように行動すればいいか分かりました」と話しました。
VR(バーチャル・リアリティ)…コンピューターによって創り出された仮想的な空間などを現実であるかのように疑似体験できる仕組み
AR(オーグメンティッド・リアリティ)…現実を仮想的に拡張する技術のこと
▲ダンボールで仕切りを作る参加者
▲VR体験
▲【濃煙訓練】煙で前が見えず、出られなくなる参加者もいました。