（令和3年2月12日）新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ

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コメント全文

八代市長の中村です。
   市民の皆様におかれましては、日頃より新型コロナウイルス感染症の感染予防に対しまして、ご理解とご協力をいただいておりますことに心より感謝申し上げます。

   ご承知のとおり、新型コロナウイルスにつきましては、先月7日の緊急事態宣言の発令以降、新規感染者数は減少傾向にあるものの、引き続き医療体制がひっ迫している状況などを考慮され、今月2日に首都圏や関西などの10都府県については、1か月間延長することが決定されました。
　熊本県においても、1月中旬以降、感染者数は減少傾向となっておりますが、病床使用率については予断を許さない状況が続いており、新規感染者及び病床使用率の確実な減少の見通しを確認するために、独自の緊急事態宣言を延長されたところです。

　そのような中、本市では1月25日から「八代市飲食店等緊急特別支援金」を創設し、年末年始の売上が大きく減少した飲食店や宿泊業への支援を行っております。
　一方で、飲食店や宿泊業の関連事業者の方々につきましても、不要不急の外出自粛や営業時間短縮の影響などにより、飲食店等と同様に大きな打撃を受け、困難な状況にあると認識しております。そこで、飲食店等の関連事業者に対する新たな支援策を創設いたしましたので、その内容についてご報告いたします。

　本市の新たな独自支援策として、飲食店等の関連事業者を対象とした支援金を給付いたします。
　本事業は未曾有の影響を受けている飲食店や宿泊業に関連する事業者も売上が大幅に減少していることから、事業の継続・安定を図ることを目的に給付するものです。

　支援金の金額は、法人・個人事業主一律30万円とし、主な要件は、令和2年12月から令和3年2月までのいずれかの月の売上高が、前年同月と比較して30％以上減少している事業者を対象といたします。

　対象者は、「道路旅客運送業」「飲食料品卸売業」「飲食料品小売業」「生花店」などを営む事業者となります。

　その他の要件といたしましては、令和2年12月31日以前から事業を　営んでいる方、「八代市飲食店等緊急特別支援金」を受給していない方、感染防止対策ステッカー等を掲示して事業を営んでいる方などといたします。

　本事業の申請書類は、市ホームページでダウンロードできるほか、市役所仮設庁舎総合案内所などで配布を行います。

　2月19日から受付を開始いたしますので、対象となる事業者の皆様は期限の3月26日までに申請いただきますようお願い申し上げます。

　市民の皆様のご協力により、本市における新規感染者数も確実に減少しております。この流れを止めることなく、終息に向けて全力で取り組んでまいりますので、市民の皆様におかれましても、マスク、手洗い、3密の回避をはじめとした基本的な感染対策を徹底いただくなど、引き続き、感染拡大の防止にご協力いただきますよう改めてお願い申し上げます。