平成28年1月1日(金曜日)
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆様には、つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、日頃より市政に対しご支援とご協力をいただいておりますことに、心から感謝を申し上げます。
本市は、昨年8月、合併による新市誕生から10周年を迎え、この節目を新たなスタートとして、本市を次の世代に誇りを持って引き継いでいけるよう、一層の努力をお誓いしたところでございます。
そのような中、交通の要衝である本市の海の玄関口「八代港」は、コンテナ取扱量が過去最高を記録し、またその一方で、昨年、海外から延べ10隻の大型クルーズ客船が寄港し、4万人を超える方々がお越しになるなど、人流、物流ともに兼ね備えた、国際拠点港としての地位を確立しつつあります。
加えて、昨年、台湾「基隆港」と締結しました「友好交流確認書」に基づき、新たなコンテナ航路の誘致をはじめ、経済、文化等の様々な分野における交流も期待されるところです。
更に、今年の秋に予定される「八代妙見祭」のユネスコ無形文化遺産への登録や、県南フードバレー構想に沿った特産物の海外販路の開拓など、これから八代市は、様々な分野で国内外から注目されることとなります。
魅力ある八代の地域資源や都市としてのポテンシャルを磨き上げ「誰もが将来に希望を持って安心して暮らせる、活力に満ち活気あるやつしろ」のまちづくりに全力で取り組むこととし、昨年10月には、その指針となる「八代市総合戦略」を策定いたしました。地方自治体を取り巻く環境は大変厳しい状況ではありますが、地方の創生に向けた本戦略の取り組みを着実に推進して参る所存でございます。
本年も市政に対しまして変わらぬご理解とご協力をよろしくお願い申し上げますとともに、新しい年が、市民の皆様にとりまして、健康で喜びと幸せに満ちた一年となりますことを心からお祈りいたしまして、年頭のご挨拶といたします。