初めに、八代市における本年9月末までの火災発生件数は、昨年の25件から12件に大きく減少しておりましたが、10月に入って火災が多発しており、今月20日現在におきまして、24件へと急増しております。
10月以降で見ますと、前年の3倍近いペースで発生していることとなり、更には、火災により1名の方がお亡くなりになるなど、大変、懸念される状況が続いております。
これから年末に向けまして、暖房器具の使用や空気の乾燥等により、更に火災の発生しやすい時期となります。
今月9日から15日まで「平成27年秋の全国火災予防運動」が実施されたところでございますが、今後も関係機関と連携し、市民の皆様に対しまして、より一層、火災防止に向けた注意喚起や啓発活動に取り組んでまいりたいと思います。
次に、「社会保障・税番号制度」いわゆる「マイナンバー制度」が10月5日から開始され、「個人番号通知カード」が、各世帯へ簡易書留にて郵送されております。
全国的に発送のスケジュールが遅れているとの報道もございますが、本市におきましては、10月31日の五家荘を皮切りに、11月から12月にかけまして発送を行っているところでございます。
これに伴い、市民の皆様からの「お問い合わせ」や「ご相談」が増加することが見込まれますことから、今月9日から来年3月末までの間、本庁市民課内に「マイナンバー特設相談窓口」を開設いたしました。
既に120件を超えるご相談を窓口でお受けしており、今後も、「マイナンバー制度」に対する市民の理解を深め、不安の解消に努めてまいります。