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加藤正方父母の菩提所安養寺(市指定)

最終更新日:

 

所在地・・・本町3丁目4-41
安養寺 山門
 慶長17年(1612)に麦島城に城代として加藤正方が入城したのち、正方の母は夫可重(よししげ)の菩提所として麦島宮の町に真宗安養寺を創建しました。
 開基は岸部祐賢で、木造阿弥陀如来立像を本尊とします。
 元和5年(1619)に麦島城一帯が地震によって崩壊すると、正方は八代城築城に伴い、安養寺を広横町(ひろよこちょう)(旧前川通り)に移転します。
 寛永元年(1624)に母が亡くなった後、中島町の薩摩街道筋に再建し、亡父浄信居士(じょうしんこじ)と母妙慶大師の菩提を弔いました。
 寛永9年(1632)に加藤家が改易され細川三斎が八代城に入ると、中島町の建物をそのまま細工町(さいくまち)に移転し、その後現在に至っています。
 二階建の山門は、梁(はり)に残された墨書(ぼくしょ)などから、寛政3年(1791)に鐘楼門(しょうろうもん)として、大工棟梁(とうりょう)阿部源八により建てられたものです。また本堂の内陣厨子(ないじんずし)は八代城の天守閣を模したといわれる楼閣造り(ろうかくづくり)で、極彩色(ごくさいしき)の壮大かつ優美なその姿に正方の亡父母を偲ぶ心が強く表れています。


名称・・・・・・・・・加藤正方父母の菩提所安養寺(かとうまさかたふぼのぼだいしょあんにょうじ)
指定ランク・・・・市指定有形文化財
種別・・・・・・・・・有形文化財・建造物
指定年月日・・・昭和40年5月18日
連絡先・・・・・・・TEL:0965-33-2027(安養寺)


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