懐良親王は後醍醐天皇の皇子で、征西将軍となり九州における南朝方の中心として活躍し、弘和3年(1383)他界されました。
このお墓は、次の征西将軍後村上天皇皇子の良成親王(りょうせいしんのう)の命により菊地武朝(きくちたけとも)が造営したものです。御陵内には、懐良親王直筆銘の宝篋印塔(ほうきょういんとう)が、そして南側には菩提寺の悟真寺(ごしんじ)があります。
<問合せ>悟真寺 ℡(0965)34-8201
<所在地>八代市妙見町2464
<アクセス>車 九州自動車道八代ICから10分
JR 八代駅からバス15分谷下車徒歩5分