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妙見宮祭礼の獅子舞楽(市指定) 11月1日、15日、23日

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妙見宮祭礼の獅子舞楽


獅子舞
 獅子舞は、古くは仏教の伝来とともに大陸から伝わり、寺社の法会や祭礼で演じられるようになり、日本各地に広まったもので、悪霊を退散させ、その場を清める役割を持っています。妙見祭でも行列の行く手を清めるため先導を務めます。
 妙見祭の獅子舞は、中国風の衣装や楽器を用いるのが特徴で、江戸時代、八代城下の豪商・井桜屋勘七が奉納したのが始まりです。勘七は、商用で長崎を訪れた際に、諏訪神社祭礼(長崎くんち)で見た羅漢獅子舞(現在は奉納されていない)に魅了され、これを妙見祭に奉納したいと数年思い続け、21歳の秋、長崎に渡り、太鼓や「ちゃんめら」を習い覚え、衣装や舞い方を工夫して、元禄4年(1691)初めて妙見祭に奉納したと伝えられています。
 妙見祭では、11月1日の注連卸(八代神社境内)、15日浅井神社大祭(浅井神社境内、松浜軒庭内)で舞われ、23日には神幸行列の先導を勤め、八代神社境内、神社前、砥崎河原、妙見中宮などで舞われます。場所によって、本庭・平庭・平長庭の3通りの舞い方があります。
 現在、中嶋町獅子舞保存会がその伝統を守り、厳しい練習の成果を披露しています。

【獅子の構成】
 獅子は雄と雌で1対。1匹の獅子の中に2人(「モモヒキ」と呼ばれる)が入り、頭・前足(カシラ)と尻尾・後足(シリ)をそれぞれ受け持ちます。その息のあった動きはまさに神技といえるもので、チャルメラや太鼓、ドラ(音色の違う雄ドラと雌ドラがある)にあわせて表情豊かに演じます。

指定区分・・・・市指定
指定種別・・・・無形民俗文化財
指定年月日・・・昭和34年9月20日
保護団体・・・・中嶋町獅子舞保存会
公開日・・・・・11月1日(注連卸、八代神社、12時00分〜)
        11月15日(浅井神社大祭:11時00分〜、松浜軒:14時00分〜)
        11月23日(妙見祭の神幸行事<お上り行事>
           11時15分〜八代神社境内及び神社前
           12時30分~砥崎河原
           14時30分〜妙見中宮
           19時00分〜札の辻

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