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澤井家住宅及び長屋門(市指定)

最終更新日:

 

所在地・・・西松江城町6-6
澤井家住宅 長屋門
 八代城下町の西の一角に位置する西小路は上級武士の侍屋敷が並ぶ場所でした。
 澤井家は室町時代から足利家に仕える家柄でしたが、その後細川家に仕えるようになりました。元和7年(1621)6月、細川忠興(三斎)の六男である岩千代(後の松井寄之)が松井家の養子となった際、澤井清三郎(正重)が松井家に派遣され家臣となり、小倉、熊本、八代と松井家に従い、以来、松井家とともに八代に居住することとなりました。
 現存する住宅は慶応元年(1865)年6月9日、第9代当主元長の時に上棟され、棟梁は内山健太という人物です。座敷は8畳の主室、6畳の次の間と続いており、主室には床、棚、付書院が配されています。門は馬屋が設けられた長屋門の形式となっています。
 八代に現存する江戸時代の武家屋敷は他に例が無く、隣接する澤井家長屋門(市指定有形文化財)とともに江戸時代の八代城下町の姿を今に伝えています。
澤井家住宅 玄関 澤井家住宅と長屋門

住宅 1棟 
  木造瓦葺2階建
  形式 書院造り武家住宅  
  建築面積 254.33平方メートル  延床面積 294.66平方メートル
 
長屋門 1棟 
  木造瓦葺平屋 
  形式 長屋門   
  建築面積 45.45平方メートル  延床面積 43.57平方メートル
 
付属施設(塀) 
  木造瓦葺
  形式 下見板張り腰付
  鼠漆喰塗り土壁瓦葺塀
  延長 22.05平方メートル
長屋門と塀の一部は平成5年度に修復しています。


名   称    澤井家住宅及び長屋門 (さわいけじゅうたく および ながやもん)    
指   定    市指定有形文化財
種   別    有形文化財(建造物)
指定年月日    平成6年7月21日
制作年・時代   住宅 慶応元年(1865)/長屋門・塀 江戸時代末頃か     
所   蔵    個人蔵


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(ID:599)
八代市役所   〒866-8601  熊本県八代市松江城町1-25   Tel:0965-33-4111(代)     

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