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文化財さんぽ⑯ 旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園

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文化財さんぽ⑯

旧熊本藩八代城主浜御茶屋(松浜軒)庭園
(きゅうくまもとはんやつしろじょうしゅはまのおちゃや【しょうひんけん】ていえん)

 ◆国指定名勝
 ◆平成14年12月19日指定
 ◆北の丸町

 松浜軒は、江戸時代の元禄元年(1688)、八代城主の松井直之(まついなおゆき)公が作った庭園で、八代海を見渡す浜辺に面し、松林の連なる景色のよい場所であったことから、その名がつけられました。
 庭園は、大きな池を中心に築山(つきやま)や石塔、橋などが配置され、主屋の書院から見える近景、中景、遠景の様子を楽しむ座観式庭園(ざかんしきていえん)です。江戸時代には、お客様のおもてなしの場として利用され、戦後、松浜軒に宿泊した小説家内田百閒(うちだひゃっけん)は「庭の豪奢(ごうしゃ)なのに一驚(いっきょう)」と代表作『阿房列車(あほうれっしゃ)』シリーズに記しています。 
 6月初旬は肥後花菖蒲、3月は江戸時代、松井家に嫁いできた奥方や娘たちが愛用したお雛(ひな)様が飾られることで有名です。江戸時代にタイムスリップしたかのようなゆったりした時間を味わうことができます。

松濱軒1 松濱軒2
 
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