八代を代表する歴史遺産であり、市民の皆様の憩いの場である八代城跡(県指定史跡)は、白い石灰岩で築かれていることから「白鷺城」とも呼ばれています。
この美しい石垣も、高さがあり危険なため、石の間から生えてくる雑草の除去は簡単ではありません。しかし、毎年、市民団体の皆様による尊いボランティア作業によって、その美しさが保たれています。
今年も下記団体のご協力により、八代城の石垣がきれいになりました。
10月17日 九電工グループの皆様
降り続く雨の中にもかかわらず、黙々と作業が進みます
お堀に落ちた刈り草も丁寧にすくっていただきました
ふるさとの宝を守る!背中がかっこいい!!
全国花火競技大会や大型客船の入港など、国内外から多くの方が八代を訪れるこの時期に、八代のシンボルが美しい姿をしていることは本当にありがたいことです。これが地元の方々のボランティアによって行われていることこそ、なにより八代の自慢(宝)ではないでしょうか。
「九電工グループ」の皆様、本当にありがとうございました!!
8月4日 NPOしらさぎの皆様
除草前 除草後
8月上旬の最も暑い時期に除草作業をされるのは「NPO法人しらさぎ」の皆様です。13回目となる今年から、八代城築城400年となる2022年に向けて、"八代城をもっと知りたい"と、作業前に10分間の勉強会をして臨まれました。
2022年に向けて、10回シリーズで行うとのこと。記念すべき第1回目は、市文化まちづくり課の職員がお城の石積みにみられる「算木積み」について、説明しました。よくよく見ると、時代によって石の形、積み方に違いがあるのがわかると面白いですよ、というお話。
「お、この算木積みは古いぞ」
さっそく、「算木積みの違いがわかる男」になった皆さんは、各持ち場に分かれ、みるみるうちに草を刈っていただき、昼前にはすっかりきれいになりました。また、国名勝「水島」の草刈もしていただきました。
八代のシンボルであり、自慢の宝である八代城と水島を、きれいにしていただいて本当にありがたいですね。
「NPO法人しらさぎ」の皆様、本当にありがとうございました!!