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台風への備え

最終更新日:
台風とは
  熱帯地方の海上で発生する低気圧を熱帯低気圧と呼びますが、このうち北西太平
洋や南シナ海で発達して、中心付近の最大風速が毎秒およそ17m(風力8)以上に
なったものを台風と呼びます。因みに、北大西洋や北東太平洋ではハリケーン、イン
ド洋ではサイクロンなどの呼び名となっています。
  台風は、暖かい海面から供給される水蒸気をもとに発生、発達していくもので、
大きな空気の渦巻きとなり、中心に向かうほど強い風が時計回りと反対方向に吹いて
います。一般に、進路に対して東側の地域で強い風が吹きやすく、また逆に西側で大
雨が降りやすいと言われています。

 詳しくは、http://www.kishou.go.jp/know/typhoon/ をご覧下さい。
台風に対する注意点
  強い風や大雨をもたらす台風によって起きる災害には、洪水、土砂災害、高潮、
突風などがあります。洪水は、主に大雨によって河川があふれ、堤防の決壊などによ
り水が沿岸地に流れ出て被害を与えるものです。また土砂災害は、大雨によって地盤
が緩んだことにより、がけ崩れや地すべり、土石流などとなって現れます。高潮につ
いては、台風などによって海面が普段以上に大きく持ち上げられ、沿岸に押し寄せる
ものです。
  こういった台風による被害を最小限にとどめるためには、自治体や消防機関、さ
らに住民が一体となって地域ぐるみの防災体制を整えることが重要です。例えば、地
域住民の参加のもと、避難誘導や救出・救護など実践的な防災訓練を重ねることに
よって関係者の防災意識を喚起したり、災害危険箇所を事前に点検したうえ、災害防
止のための必要な措置を予め講じておくことなどです。
  特に、大規模な災害時には、防災関係機関のみでの初動体制が不十分となる場合
が想定されるので、地域の人々が「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識に立って、連帯感を持ちながらまず自主的に防災活動に取り組むことが大切となります。このような活動を充実させるために、日頃から防災用資機材を整備しておいたり、地域の実情に沿った実践訓練を積んでおくことが望ましいといえます。また、いざ避難の必要が出た際、迅速に対応ができるよう、避難時の携行品の準備や家族の緊急連絡先の確認を各家庭で行っておくことが大切ですし、その点についても地域における自主的な防災活動の中で啓発が進められるとよいでしょう。
 日頃からの防災知識の普及啓発はもとより、災害に備えたより実践的な情報収集及
び伝達体制の確立、災害危険箇所に対する措置、避難体制の整備、実効性のある防災
訓練の導入など、住民と防災関係機関が一体となって一層の防災体制の強化を事前に
図り、台風に備えておくことが重要です。

台風に備えて.jpg
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